ガンズ・アンド・ローゼズ ニューアルバム「チャイニーズ・デモクラシー」発売



2008年は、他界したフレディに代わってポールロジャースがボーカルを務めたクィーンのニューアルバムの発売、またAC/DC、ジャーニー、エクストリームなど往年のロックバンドのオリジナルアルバムが発売されるなど、ハードロックファンにはとてもビックな年でした。

しかし年末になってそれらの話題がかすんでしまうほどビックなニュースが飛び込んできました。
それはガンズ・アンド・ローゼズのニューアルバム「チャイニーズ・デモクラシー」の発売というニュースです。

ガンズ・アンド・ローゼズのニューアルバムが発売されるということがどれほどビックなニュースかというのは、当時のガンズを知らない人にはあまりピンと来ないと思います。

このガンズ・アンド・ローゼズというバンドは、87年に発表してメジャーデビューアルバム「アペタイト・フォー・ディストラクション 」というアルバムがロングヒットを飛ばし、90年代前半に一気に世界のロックシーンの頂点に駆け上がりました。

その後91年に、「ユーズ・ユア・イリュージョン」というタイトルのアルバムをⅠとⅡという形で2枚同時発売して世界各国でCD売上チャートの1位と2位を独占しました。

この「ユーズ・ユア・イリュージョン」の2枚のアルバムはファーストアルバムの「アペタイト・フォー・ディストラクション 」に比べて、分かりにくい曲が多く、「未完成のまま発売したアルバム」とも言われました。


その後ボーカルのアクセル以外のメンバーは次々とバンドを去り、オリジナルメンバーで残っているのはアクセル一人となってしまいました。
その頃から次回作の「チャイニーズ・デモクラシー」の発表についての話題はあったのですが、ガンズの事だから発売はまだ先になるだろうなんて言っている間に、前作から17年もたってしまいました。

しかも10年くらい前から、「チャイニーズ・デモクラシー」は今年こそ発売されるのかという感じで話題を引っ張ってきました。
それが2008年の11月22日にいよいよ発売される事になりました。
正直言って、発売日が決まっていてもそのアルバムを手にするまではなんだか信用できないといった感じです。

ガンズのファンは分かっています。
アクセルだけではファーストアルバムのようなすばらしい作品を作ることができないことを、そしてこの新作のアルバムが往年のガンズサウンドとは程遠い出来ということも・・、しかしやっぱりこのニューアルバムはやっぱり欲しくなってしまうんです。

そんなこのガンズ・アンド・ローゼズのニューアルバム「チャイニーズ・デモクラシー」を、あなたも購入してみてはどうでしょうか。